UVERworld

UVERworld「Ø CHOIR」

投稿日:2014年8月5日 更新日:


UVERworld「0̸ CHOIR」(2014)

~幻想のままで終わってたまるか!~

2005年メジャーデビューのミクスチャーロックバンド UVERworld の8枚目のフルアルバム。
UVERworldのアルバムを聴いたのは、この作品が初めて。
いままで、名前を聴くことはよくあったけど、自分が嫌いなタイプの音楽だと決め込んで、聴くことはなかった。
しかし、色々な媒体で彼らの名前を目にし、一度聴いてみるかと思い、最新作であるこの作品を聴いてみた。
なるほど、若い人に人気があるわけだ。熱い、熱苦しい。

サックスの音が鳴り響くSE的役割の「零HERE~SE~」

前曲から間髪なく放たれる「IMPACT」
展開が凝っており、音をとにかく詰め込んだミクスチャーサウンド。

「その世界の広さを決めるのはお前自身」

こんな熱い歌詞が延々続くのがこのバンドの特徴。

力強いメッセージ性が特徴の「誰が言った」
めぐるめく変化するサウンドが聴き手の体力を奪う。

「『一人減らしてデビューさせろ』 言葉に出来ない悔しみも 音楽で表現してみろよ ほら」

彼らの実体験がもとになった歌詞だそうだ。
やはり、音楽業界はこういうことが普通にあるんだな。

サックスが独特の雰囲気を作り出すシングル曲「ナノ・セカンド(album ver.) 」

「その幻想のままで終わって行って 良いわけないだろう」

熱い、熱いよ。まだ、この歌詞を聴いて、少しだけ心を動かせられる自分でよかった。
中学、高校ぐらいで聴いていたら、ハマったかもしれない。

激しいサウンドと爽やかなサビが印象的な「Fight For Liberty(album ver.)」
凄く体育会系の歌詞だ。夢を追う人を応援します的な。
弱者の音楽というよりは、強者のための音楽という感じ。

お洒落な雰囲気をブチ壊すラップが面白い「ENOUGH-1」

「世間じゃ自分の子供に就いて欲しい職業ランキング第一位:公務員」

まだ、こんな価値観が続いてるのが恐ろしい。公務員もブラックなところあるよ、最近は。
いかに現実を知らず、上辺だけなぞっているか。

比較的ポップなサウンド「KICKが自由」
歌詞が真面目なのか、適当なのか、掴みきれない。
曲と全く関係ない歌詞を歌うのはやめましょう。

ミドルテンポのストレートなラブソング「a LOVELY TONE(album ver.)」
サックスの音色が良い雰囲気を醸し出している。

サビから始まる、彼らしいメッセージ性のシングル曲「7日目の決意」

「君は冬の夢を見て鳴く蝉」

これは切ないフレーズ。蝉は冬を見ることができないことを知っている。
短い人生の中で、どれだけ自分が納得できる生き方をすることができるか。

インスト曲の「別世界」
私達、ミクスチャーバンドですよというサウンド。

イギリスのテクノユニット Underworld のカバー曲「Born Slippy」
個人的には、オリジナルアルバムにカバー曲入れてほしくない。

イントロのパーカッションの音が特徴的な「Wizard CLUB」

「この凡人に無い 無数の引き出し見せよう」

悪かったな、凡人で。

ピアノの音が印象的な、疾走感ある「在るべき形」

「でも 誰が僕のこの未来に 絶望していたとしても 自分自身が終わってないかどうだろう」

自分の未来を決めるのは、他人じゃない。自分自身だというメッセージ。
このアルバムで、一番好きかも。

ラストはタイトルトラックの「Ø CHOIR」

「僕がこのプリンを食べたら 死者でも出るのかい?」

この歌詞のインパクトが強すぎて、曲が入ってこない。
まとめると、世界は素敵だ、という曲。

まさに、ミクスチャーバンドといった感じで、音がごちゃごちゃしている。
もうちょっと、シンプルな方が好きなんだけどなあ。
いままで、彼らを聴いていなかったから違和感を感じないんだけど、
このアルバムから、サックスが導入されたとのこと。
昔からのファンの方はどうなんだろうか? 個人的には、良い雰囲気を作っていると思う。

歌詞は、熱いメッセージがこれでもかというぐらい放たれる。
音楽雑誌に、「夢追い人」のバイブルとこのアルバムを紹介していたけど、ピッタリなフレーズだと思った。
しかし、夢破れてしまった人には届かないかもしれない。僕自身も、少し押しつけがましい歌詞に感じてしまった。
ただ、夢を見る若い世代に人気があるのは頷ける。

継続的にアルバムを出して、ある程度の人気を得ているミクスチャーバンドは最近、少ないように思う。
UVERworld が人気なのは、決してブレないところだと思う。
夢は叶うまで追い続ける。そんなメッセージをこれからも発信し続けてほしい。
そのメッセージに助けられる人もいるはずだから。

① 零HERE~SE~
② IMPACT


③ 誰が言った

④ ナノ・セカンド

⑤ Fight For Liberty(album ver.)

⑥ ENOUGH-1
⑦ KICKが自由
⑧ a LOVELY TONE(album ver.)
⑨ 7日目の決意

⑩ 別世界
⑪ Born Slippy
⑫ Wizard CLUB
⑬ 在るべき形
⑭ Ø CHOIR

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プロフィール

著者:S.S
1990年生まれ。愛知県出身。

邦楽アルバムの感想とコラム記事を中心に書き殴っていきます。
特にロキノン系といわれるジャンルを好んで聴く。

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