一曲入魂

【一曲入魂】つばき – 雨音

投稿日:

2005年メジャーデビュー3人組ロックバンド、つばき。
彼らの最初のフルアルバム「あの日の空に踵を鳴らせ」収録、名曲「雨音」。
梅雨の時期に聴きたくなる。

めちゃくちゃ助けられた。心の中を歌ってくれてるんだと思った。
ありがとう一色さん、これからも聴き続けるよ。

生きていれば理不尽なことを要求される。

「やれないことをやれと言われるのが仕事だ」

こんなことを私の母がよく話していた。まさにその通りだと、社会人になって思った。
「できるものならお前がやってみろよ」と言い返したいが、できない。
自分の脳内だけで言い返し、満足する。

毎日毎日そんなくだらない茶番の繰り返し。なんの意味があるんだ?
体裁のいい言葉。いわゆる「きれい事」が飛び交う毎日。
誰もが皆、自分を守るために息を吐くように使うきれい事の数々。

慣れというものは怖い。自分もいつしかきれい事の使い手になっていた。
本心なんて伝えたところで、何の役にも立たない。
一時の感情なんて邪魔だ。その場を何とか取り繕えればそれで良い・・・。

「全てがきれい事に聞こえる そんな夜は目を閉じるだけだ」

夜が明ければ、またリセットできると思っていた。
でも、そんな簡単にいくものではないらしい。悪いこと、嫌なことほど、鮮明に記憶に残る。

「積もる不安は消化できずに 理由を隠したまま 先へ行こうとする」

大人ってのは大変だ。こんな日々があと40年以上続くのか・・・。

ただ、日々を過ごしていれば言葉に助けられることもある。
本音をぶつけ合える人達もいる。少ないかもしれないけど。

「それでも信じれる言葉探す それでも信じれる自分を探す」

憂鬱な日々でも、自分が放つ言葉は信じていこう。
例え相手に理解されなくても。
周りの「きれい事」に流されているような時間はもう残っていないんだ。

スポンサーリンク

レクタングル大

レクタングル大

-一曲入魂

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

【一曲入魂】LUNKHEAD「閃光」

LUNKHEADのアルバム「メメントモリ」からの一曲、攻撃的なロックナンバー「閃光」。 新撰組「鬼の副長」土方歳三の生き様からインスパイアされ書かれた一曲。 どう生きて、どう死ぬか。この曲のように生き …

【一曲入魂】[Alexandros] -city

[Alexandros]という名前になる前、[Champagne]という名前だった頃。 初のシングルとして発売されたのがこの名曲。 私が彼らの中で一番好きな曲。様々な曲が発売されたが、この曲がナンバー …

【一曲入魂】フラワーカンパニーズ – 深夜高速

私の地元でもある愛知県出身の4人組バンド、フラワーカンパニーズ。 後世に残したい名曲「深夜高速」。 何度聞いても突き刺さる、詞と歌。魂の叫び。 なにがロックかなんて、未だによく分かってない。 でも確実 …

【一曲入魂】ふくろうず「ごめんね」

淡々とした音像はゆっくり流れていく日々のよう。 山ほど、溢れだす「ごめんね」というワードは、あの一言の裏返しだ。 ふくろうず、2010年発表の大名曲。 あたしたち違う人間になりたかった 「同族嫌悪」っ …

【一曲入魂】サカナクション – アイデンティティ

サカナクション3枚目のシングルにして、ライブでの一体感が凄まじいこの曲。 不思議な曲だ。めちゃくちゃ力強い推進力を持つのに、冷静に聴いたら歌詞は絶望感ある。 こういうのを躁状態というのだろうか。でも、 …

プロフィール

著者:S.S
1990年生まれ。愛知県出身。

邦楽アルバムの感想とコラム記事を中心に書き殴っていきます。
特にロキノン系といわれるジャンルを好んで聴く。

カテゴリー