TRICERATOPS

TRICERATOPS「TRICERATOPS」

投稿日:2014年7月3日 更新日:


TRICERATOPS「TRICERATOPS」(1998)

~踊れるロックここにあります~

1998年メジャーデビューのスリーピースバンド TRICERATOPS の1stフルアルバム。
70年代や80年代の洋楽ロックを感じさせるギターリフと甘い歌詞が特徴。
デビュー当時から一貫して、「ロックで踊らせる」がテーマの彼らだが、
そのコンセプトは1stアルバムで既に完成の域に達している。

軽快なドラムとロックンロールリフが絡むイントロから始まる「Two Chairs」
あの子が座っていた椅子を見つめて、過去の恋愛を振り返る。

サビのコーラスが印象的なシングル曲「彼女のシニヨン」

「最近してる 君のその髪型シニヨンって言うんだっけ?」

シニヨンは「お団子」と呼ばれるヘアースタイルのこと。
聴いているこっちが恥ずかしくなるような甘い歌詞。

60年代風ロックンロールリフ「オレンジライター」
オレンジのライターって、100円で売ってそう。
ライターに写真を張るという文化があるなんて知らなかった。

シンプルなリフが特徴のポップなシングル曲「ロケットに乗って」

「ぼくの脳ミソのランキング その一番上から今日も 君はまるで動かない」

頭の中のランキングって結構変動が激しいんじゃないかな。
よっぽどの人なんでしょう。

ジーンズがテーマな「復刻ジーンズ」
シニヨンにしても、この曲のジーンズにしても、身近にある物を歌詞に取り込むのが上手いなあ。

デビューシングルで彼らの代表曲「Raspberry」
全く無駄のない演奏がスリーピースバンドのお手本ともいえる名曲。
Cメロからの和田さんのギターソロが格好良すぎる。

「ラズベリー踊ろうよ 全て忘れ身をゆだねて ラズベリー踊ろうよ それで全てうまくいく」

何もかも忘れて、さあ踊れ!

ミドルテンポの「Star Jet」
彼女を自分の思いのまま、操りたいという曲。
脱力したコーラスが面白い。

情けないほど彼女に尽くす男を描いた「プレゼント」

「誕生日の次の日ならば空いてるだろ? それなら会いに行くよ」

誕生日は空いてなかったんですね・・・。切ない。

ミュートを効かせたギターリフが格好いい「アイ・ラブ・エスカレーター」
今度は、エスカレーターが出てきた。
二人でエスカレーターに乗ってる姿が思い浮かんでくる。

ラストはスローテンポのポップソング「My Skywalker’s T-Shirt」
スターウォーズしか思い浮かばない歌詞。
余韻を残して終わる。

デビューしたてにもかかわらず、無駄のない完成度の高い演奏。
和田さんの作るギターリフは印象的なものが多く、
ギターリフで押すバンドが少ない現在では、新鮮に感じる。
このアルバムは「Raspberry」の完成度が高すぎて、逆にこの曲が浮いているようにも感じた。
もう2曲ぐらい、キラーチューンがあれば良かったかな。

歌詞は基本的に恋愛を歌ったもの。
様々なアイテム(ジーンズやTシャツ)が出てきて、親近感が湧く。
この甘い歌詞が特徴なんだけど、和田さんの個人的な感情を吐き出したような歌詞が聴きたいと思ったりもした。

デビューから15年を超えたいまなお、精力的に活動を続けるTRICERATOPS。
今も昔も「踊れるロック」を追及する姿勢は、全くぶれていない。
日本を代表するスリーピースバンドとして、これからもロックでリスナーの身体を揺らし続けてほしい!

① Two Chairs
② 彼女のシニヨン
③ オレンジライター
④ ロケットに乗って
⑤ 復刻ジーンズ
⑥ Raspberry
⑦ Star Jet
⑧ プレゼント
⑨ アイ・ラヴ・エスカレーター
⑩ My Skywalker’s T-Shirt

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プロフィール

著者:S.S
1990年生まれ。愛知県出身。

邦楽アルバムの感想とコラム記事を中心に書き殴っていきます。
特にロキノン系といわれるジャンルを好んで聴く。

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