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【コラム】サビの始めに、タイトルがくる曲の名曲率の高さについて

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楽曲において、大事な部分はどこか?
答えは様々だろうが、「売れる音楽」ということで考えれば、サビは第一候補に挙がってくる。

CMで流れてくる曲で、イントロ部分が使われている曲を聴いたことがあるだろうか?
往年の洋楽など使っている場合はありうるかもしれないが、基本的にはサビの部分が使われる。
例えて言うなら、野球における4番打者がサビ。4番が打たないとチームは勝てないように、サビがよくないと楽曲は売れない。

では、多くのアーティストがどうやってインパクトのある売れるサビを作ってきたか?

手法の一つに「サビの始めに、タイトルを持ってくる」という手法がある。

この手法を使っている曲は名曲が多いなと個人的に感じたので、いくつか羅列してみたい。
(一部の曲を除き、曲名をクリックするとYouTubeにとびます)

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サビの始めに、タイトルがくる名曲20曲

サザンオールスターズ「涙のキッス」
Mr.Children「抱きしめたい」
B’z「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」
レミオロメン「粉雪」
スピッツ「春の歌」
チャットモンチー「シャングリラ」
斉藤和義「ずっと好きだった」
BUMP OF CHICKEN「ラフ・メイカー」
星野源「夢の外へ」
AKB48「恋するフォーチュンクッキー」
いきものがかり「ありがとう」
SEKAI NO OWARI「Dragon Night」
家入レオ「君がくれた夏」
Superfly「愛をこめて花束を」
宇多田ヒカル「花束を君に」
UNISON SQUARE GARDEN「オリオンをなぞる」
SHISHAMO「僕に彼女ができたんだ」
KANA-BOON「フルドライブ」
KEYTALK「MONSTER DANCE」
ゲスの極み乙女。「私以外私じゃないの」
Suchmos「STAY TUNE」

なぜ、サビの始めにタイトルを持ってくるのか?

上記の曲の中には、星野源「夢の外へ」や、ゲスの極み乙女。「私以外私じゃないの」のようにCMソングとして、実際に使われた曲がある。
もちろん、今回紹介しなかった曲以外ににも、山ほど「サビの始めがタイトルで始まる曲」はある。

では、サビの始めをタイトルにすることの効果とはなんだろうか?

やはり、第一印象を良くするということにつきるんじゃないかなと思う。

「人は見た目が100パーセント」なんてドラマが最近までやってたけど、それぐらい見た目って大事。
じゃあ、なんで見た目が大事かというと、一番最初に入ってくる情報だから。

心理学で「初頭効果」って用語がある。
第一印象で形成されたイメージがずっと続くことを指す用語。

一度、形成されたイメージを崩すのは難しい。
だから、第一印象は良くしましょうなんて、新入社員研修なんかでやらされる。

ところで、音楽においては一番最初に入ってくる情報は「イントロ」であるから、第一印象はイントロで決まるのではないかという疑問もあると思う。
実際に、私もこの記事で「楽曲における第一印象=イントロ」と定義している。

しかし、音楽を日常的に聴かない人達が、テレビで耳にするのはほとんどがサビの部分だ。
極論言うと、音楽に関心のない人にとって「楽曲=サビ」なのである。
熱烈な巨人ファンにとって、「プロ野球=読売巨人軍」であるのと同じ現象。

もちろん、その他の方法でサビにインパクトを持たせてる曲はたくさんある。
例えば、この記事とは逆に「サビの終わりに、タイトルを持ってくる曲」も多数存在している。
(すぐに思いつくのは、ミスチルの「innocent world」とか,B’z「ultra soul」といった曲 )

どのような手法を使うにしても、アーティストは「どうすれば聴き手にインパクトを与えられるか?」をいつも考えてるんだと思う。
いつも、同じ手法じゃ飽きられるだろうし、かといって奇抜なアイデアは中々思い浮かぶものではない。

アーティストが仕掛けてくるアイデアをこれからも見つけていきたいな、と書きながら思っている。

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著者:S.S
1990年生まれ。愛知県出身。

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特にロキノン系といわれるジャンルを好んで聴く。

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