【ヤバイTシャツ屋さん】アルバム「We love Tank-top」全曲感想

We love Tank-top
ヤバイTシャツ屋さん「We love Tank-top」(2016)

2016年11月2日、1枚目のフルアルバム

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全曲感想

1. We love Tank-top

とりあえずミュージカルが始まる。デ○ズ二―かよ。

そもそも、Tシャツ屋さんなのにタンクトップの曲って何?
そんな疑問が浮かんだ時点で彼らの思う壺。

2.Tank-top of the world

タンクトップを着るために、ラ○ザップに通って体を鍛える男について歌った歌詞。

特に共感を得るものはないが、「着てる人見かけない」のくだりは確かにと思ったり。
Aメロのリズム感を聴くと、メロコアバンドだなと。
ライブでツーステを踏む人が想像できる。

3.あつまれ!パーティーピーポー

この曲には元ネタがある。
LMFAOの「Shots」という曲である。

広い意味でいうとレーベルメイトということで、ちゃんと許可を取って収録したらしい。
この曲を聴いて思ったのは、ヤバTの人達はパリピではないと。
パリピを遠目で見てる人達かなと。

世間的に見たパリピのイメージを歌ったにすぎない。おそらく、本物のパリピはヤバTを聴かないだろう。
現時点での代表曲。

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4. 無線LANばり便利

通信制限がかかることで、Wi-Fiの便利さを実感する男の曲。

普通なら「ハイ! ハイ!」となる所を「Wi-Fi! Wi-Fi!」としてるのは普通に感心した。
この曲も曲調自体はメロコアバンドが良く使う曲調。

5.DQNの車のミラーのところによくぶら下がってる大麻の形したやつ

「We love Tank-top」の中で、一番好きな曲。

このアルバム随一の美メロ曲。随所に入るギターが切ない。

メロディの美しさとは反対に歌詞は、特に中身はないが、DQNの使用率は高い気がする。
ふざけた歌詞に美しいメロディ、こういうギャップは彼らの特徴の一つかと。

6. 週10ですき家

微妙にオシャレな感じを出してきた、シティポップ的な感じ。

歌詞は、一人暮らしの男がすき○に通いまくる曲。
メロディがキレイだからか、凄く切ない曲に聞こえる。哀愁漂ってる。

7. ZIKKA

メタル風のギターリフが刻まれるハードロック曲。
前二曲とは違う雰囲気。

実家暮らしをディスる歌詞だが、アルバイトもしてないというのは確かに良くないなって、無理矢理共感してみる。

8. 喜志駅周辺なんもない

彼らお得意の大阪の大学生あるある曲パート1。

自分は大阪出身じゃないので、喜志駅の立ち位置がいまいち分からないが、なんとなく理解ができたのはこの曲のおかげか。
コール&レスポンスを曲中に入れるあたりが、ライブを意識しているバンドだなと。

9. ウェイウェイ大学生

大学生あるあるを歌った曲。

鳥貴族でサワ―で乾杯したあと
スポッチャでオールナイト

「ウェイウェイ大学生」

確かにステレオタイプ的な大学生だ、こんな大学生まだいるのかという疑問はあるけど。

彼らの歌詞はあまり深くまで突き刺さない、「あー、いるよねそういう人」レベルで抑えている。
そのバランス感覚が上手い。

10. 天王寺に住んでる女の子

大阪の大学生あるある曲パート2。

大阪の大学生に聞きたいんだけど、これはあるあるなのか。
間奏のセリフ部分が寒かったりするのは否めないが、ライブだとこの部分はアレンジ効きそう。

11. L・O・V・E タオル

この曲だけ作詞・作曲が、ボーカルのこやまたくやではなく、ベースのしばたありぼぼ作となっている。

どんだけタオル好きだよと、突っ込みたくなる。
「タオルソムリエ」になりたいとか、わりと狂ってるよね。
タオルにそんなに熱中できる自分になりたかった・・・、とは思えない。

ライブでは、サビの部分で観客がタオルを振り回すのが想像できる。

12. 流行りのバンドのボーカルの男みんな声高い

この曲はいまのバンドシーンに対する皮肉かと思いきや、わりと本気で憧れてる感じもする曲。

出来る範囲で行けるとこまで行こうぜ

「流行りのバンドのボーカルの男みんな声高い」

このフレーズ彼ららしいな。

自分達でもメジャーデビューするなんて思っていなかったようだし、実力は自分達で把握してるんだろうなと。
こんなに有名になったことに、本人達が一番驚いてるんじゃないかな。
そう考えると、バンドって夢がある。

13. ネコ飼いたい

彼らが初めて作った曲。
歌詞は基本「ネコ飼いたい」を繰り返すだけ。

メロコア風のサウンドに乗せたり、急にメロディアスになったりして飽きさせない。
なお、ボーカルのこやまたくやは猫アレルギーだという謎。

最後に

関西出身という共通点と、歌詞が一見影響受けてそうな感じもすることで、キュウソネコカミと比較されがちな彼ら。
ただサウンド的な面でも、歌詞的な面でも違いがある。

サウンド面だとキュウソネコカミはキーボードの存在もあり、トリッキーな構成の楽曲が特徴。間奏での転調も良く使う。
一方で、ヤバTはメロコアやポップパンクに影響をうけたであろう、ストレートなギターサウンドが特徴。

また、歌詞面だとキュウソネコカミは特定の誰かをイメージして作っているような印象がある。(最近は少し変わっている気も)

一方で、ヤバTは少し引いた目線から「広く浅く」歌っているイメージ。
あまりキツイことは言わないのが、多くの人に受け入れられてるのかも。

この手のタイプのバンドは出オチになってしまう印象がある。
最初は目新しさでチヤホヤされるが、段々と慣れていくとハードルが上がっていつしか話題にあがらなくなっていく。
このバンドもその可能性はありそうだが、ボーカルのこやまたくやは結構策士だと思うので次の一手に注目している。

いずれにしても、このアルバムはどの曲もキャッチーで耳に残るし、曲調も様々で引き出しの多さを感じた。
このバンドが5年後どうなっているのか、今から楽しみである。

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