【KANA-BOON】アルバム「僕がCDを出したら」全曲感想

僕がCDを出したらのジャケット写真
KANA-BOON「僕がCDを出したら」(2013)

2013年4月24日発売、初のミニアルバム。

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全曲感想

1.ないものねだり

ライブでも定番の楽曲。

サビの「ゆらゆら~」のフレーズは頭に残る。
印象的なギターフレーズも多く、特に2番のBメロの単音カッティングが個人的にお気に入り。

キャッチーでノリのいい音楽が特徴の彼らを象徴する楽曲。
「KANA-BOONってどんなバンド?」と聞かれたら、この曲を聴かせれば間違いない。

2.クローン

終始鳴り響く、カッティングリフが印象的な楽曲。
間奏のギターソロは意外性のあるフレーズ。

歌詞は「クローン=複製されたもう1人の自分」を歌っている。
普段の自分とステージに立つ自分との対比。
そんな意味があるのではと。

3.ストラテジー

疾走感あふれる楽曲。

サビの「それからさ それからさ~」のフレーズが「ないものねだり」のサビと同様に印象的。
ギターのリフにしてもそうなんだけど、繰り返しって効果的なんだなと実感。

「ストラテジー」は戦略という意味だが、この曲では「作戦」という歌詞に当てはまるだろう。
「これからさ」という歌詞にもあるように、未来に向かっていくための「作戦」ができて、準備万端だという曲か。

4.見たくないもの

四つ打ちのリズムで疾走する、KANA-BOONらしさ全開の曲。
間奏のギターソロがスリリングで、格好いいですね。

この曲は歌詞が結構面白くて。

「見たくないものは見なくていいよ」って歌うだけど、歌詞に出てくる「君」は「僕」の目を見てくれないんですよ。
「目を見てくれない」ってことは「見たくないもの」なんじゃないのと思うけど、それでも見てほしいと歌っちゃう矛盾さが男ならなんとなくわかったり。

5.眠れぬ森の君のため

これまでとは違った曲調、ミドルテンポでしっとり歌う。

「フェスに出たい」「タワレコに行って」などバンドマン目線歌詞が新鮮。

6.さくらのうた

このアルバム最後の曲。
これまたテンポの速い楽曲。

「いつも口から出るのはメロディー」というフレーズに音楽が心底好きなんだろうなと感じた。

最後に

2013年メジャーデビューの4人組バンド KANA-BOONのインディーズ時代のアルバム。
「とにかくノリのいいバンド」が聴きたいという人におすすめのアルバムに仕上がっている。

全体を通して、ライブに行ったら楽しいだろうなと思わせる楽曲が中心の1枚。

彼らの特徴としては、思わず口ずさみたくなるメロディーが多いことが挙げられる。
キャッチーであることをとことん追求しており、歌詞も意味よりは語感を大事にしているんだなと。

一方で、歌詞に強い特徴やメッセージ性があるとはいえず、熱狂的なファンはつきにくいのかなとも感じてしまう。

また、音楽的にもノリが最優先のバンドなので、飽きが来るのも早いかなとも。
まだデビューして1年も経っていないので、そこまで不安視はしていないが、新たな一面が見たい。

とある雑誌で、彼らが以前にアジカンのコピーをしていたという記事を読んだ。

BUMPフォロワー、あるいはNumber Girlフォロワーと思われるバンドは良く見かけるが、
アジカンのフォロワーはあまりいなかったような気がする。(わたしが知らないだけかも)

自分も好きなアジカンを聴いて育ったバンドを聴くというのは、時代の流れですね。

今後はいわゆる「ゼロ年代」のバンドを聴いて育った人達が続々デビューしていき、ギターロックが再び盛り上がってきそうな雰囲気がある。

KANA-BOONはその代表格になりうるバンドだと思うので、今後も活動を見守っていきたい。

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