indigo la End「幸せが溢れたら」

幸せが溢れたら
indigo la End「幸せが溢れたら」(2015)

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全曲感想

1.ワンダーテンダー

自分の気持ちに正直になれずに葛藤する歌詞が印象的な曲。

サポートから正式メンバーになった後鳥亮介のベースがうねっていて、骨太のサウンドを作り上げる。

2.瞳に映らない

メジャー1stシングル。

か細い声で「あなた」と繰り返すサビが特徴的。
女優の波瑠さんが出演しているPVにも注目。

彼らの事を知りたいならこの曲から、わたしも好きな曲です。

3.夜汽車は走る

長田カーティスの歌心に満ちたギターフレーズが素晴らしい。

モノクロの過去の記憶に重ねては泣いて明ける夜

「夜汽車は走る」

そんな夜に作ったのがこのアルバムではないだろうかと、聴いていて思うわけですよ。

4.心ふたつ

ミドルテンポのリズムに乗せて、過去の思い出を振り返る歌詞が切ない。

サビで「~んだ」という語感を繰り返す所に、川谷絵音のポップセンスを感じる。

5.まなざしの予感

1分にも満たない、セリフをしゃべる楽曲。
indigo la Endのアルバムには、こういう曲が収録されがち。

幸せが溢れたら
本当に溢れたら
何の間違いもなく
君を忘れてしまうかもしれない

「まなざしの予感」

いまが幸せなら、過去は振り返らない。
切ないけど、そういうもんなのかなと思う一方で、男は違う気がするなとも。

6.実験前

このアルバムで最も激しいロックナンバー。

ため息のような歌詞と、後鳥亮介の暴れまわるベースが特徴的。
彼の加入は、非常に大きい。
バンドとしてのサウンドの強度が増した。

7.ハートの大きさ

サビの疾走感とメロディアスに動くリードギターが耳に残る。

本当、生きてると嫌になることばかりだよねと、歌詞を読むと思ってしまう。

8.花をひとつかみ

ファンキーなアレンジと早口なサビが新鮮な曲。

どの曲もポップで聴きやすいんだけど、この曲のサビは特に癖になる。

9.つぎの夜へ

幻想的なサウンドのバラード。
消え入るような川谷絵音のボーカル。

このアルバムで彼の声の表現は豊かになった。

10.さよならベル

キャッチーなメロディで別れを歌う、2ndシングル。

イントロのギターストローク→長田カーティスの甘いギター。
この流れで、曲に惹きこまれてしまう。

11.幸せが溢れたら

ラストはタイトルトラック。
切実に歌いあげるバラード。

「もうあなたを殺してしまう」
「もうあなたを忘れてしまう」

「幸せが溢れたら」

サビのこのフレーズが印象的。

歌詞は、病気の彼女から逃げ出してしまった男を描いている。
抱えきれない後悔はどうやって晴らせば良いんだろう、と聞きながら考えてた。
でも、答えは出なかった。

最後に

ゲスの極み乙女。のボーカル、川谷絵音を軸に結成されたバンド、indigo la End。
彼らのメジャー1stフルアルバムがついに発売された。

ゲスとは違い、シンプルなポップソングを提供してくれる。

そして、なにより長田カーティスのギターの音色が甘い。
この作品は、幸せが溢れ「たら」、ジャケットのモノクロから分かるように過去の恋愛を歌う。

切ないメロディとマッチした川谷絵音の細い声。切ない、切ないよ。

indigo la Endというバンドの魅力が詰まったアルバム。

このアルバムで、わたしはゲスからインディゴ派にシフトした。

長田カーティスのギターはもっと評価されるべき。
彼のフレーズ、音作りがインディゴの世界観を彩らせている。

キレイ系ギターロックの到達点といっても過言ではない。

メジャー1stとは思えない完成度。
これからも、切ないポップソングを作り続けてほしい・・・が、ドラムのオオタユウスケ脱退でどうなるのだろう。

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