【ポルカドットスティングレイ】アルバム「一大事」全曲感想

一大事のジャケット写真
ポルカドットスティングレイ「一大事」(2018)

2018年5月9日発売、2ndミニアルバム。

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全曲感想

1.少女のつづき

どこかで聴いたことがあるような邦楽ロック曲、「あの街レコード」期のindigo la Endっぽい感じ(特にリードギターの音作り)がする。

「爽やかな曲だな」とは思うけど、それ以上の感情は沸いてこない。

歌詞のテーマとしては、「青春の終わり」「恋の終わり」を歌っていて、印象的なのは何度か歌詞に出てくる「最後の一撃」というフレーズ。

「優しく撫でて」とあるから、誰かに引っぱたかれたということでなく、何かしら言葉をかけられたと解釈できるかなと。

多分「別れよう」とか、そういう類いの言葉をかけられたんじゃないかな。
「嘘だと言ってほしい」って言ってるし。

曲名を用いてまとめるなら「少女を続けたかった私」と「大人になりたかった君」の物語って感じですかね。

2.パンドラボックス

とてもポルカドットスティングレイっぽい曲だなと、つまりはエジマハルシが切れ味鋭いギターカッティングで無双する。

ベースも個性的な音作りをしていると思うけど、曲全体としては「あっ、いつものポルカドットスティングレイだ」と聴いていて驚くポイントはない。

お前ごとき風情で何言っても聞こえない
賛成多数に守られたい?

「パンドラボックス」

SNSで色々と仕掛けて、ときにバズったり炎上したりする彼ら。彼らのアンチに対する宣戦布告という感じの歌詞。

タイトルは「パンドラの匣」から取っているのは間違いない。

「パンドラの匣」を開けてあらゆる災いが溢れだしたとき、最後に残っていた物は「希望」なんですよね。

この曲の歌詞に希望は感じないけど、どこかで「アンチ」と分かり合いたいなんて気持ちもあるのではないかと深読みしてみる。

3.リスミー

ムーディーな雰囲気の曲といった感じ、ハンドマイクで歌うのが似合いそう。

ボーカルの歌い方の癖が凄いので、好みが分かれる気がする。

「リスミー」って、どういう意味なんだろう? 「Listen me」の略?

と、疑問に感じたので検索してみたら、睡眠薬の名前だという検索結果が上位に出ました。

「空中遊泳しましょう」とか「今日を飛ばしている」って歌詞と関連性はあるけど、正しいかどうかは確証がない。

4.煌めく

ほのかに感じるJUDY AND MARY(ジュディマリ)感、元気なポップスに仕上がっている。

2回ある「そんなの嫌だよ」の歌い方があざいといぞ、ずるいぞ。

「あなたと出会って、私の世界に色がついた!」
という既視感MAXな歌詞はどうにかならなかったのだろうか、聴いていて恥ずかしくなってきた。

5.ICHIDAIJI

リード曲だけあって、この曲が一番キャッチーで耳に残る。

イントロのギターリフとかウキウキ感あって印象的だし、かと思えばがっつりゴリゴリのギターソロ引いたりもする、エジマハルシは本当に有能。

冒頭の「1,2,3,4」の掛け声は「一大事」にかかってるのだろうか、どこまで狙っているのかが分からない。

映画「わたしに××しなさい!」の主題歌らしい。
(どんな映画だよ。タイトルからしてコケる気しかしない・・・)

歌詞も映画を踏まえているのだろうか、「今のあなたはつまらない」は意識したのではと、何も映画について知らないけど予想してみる。

最後に

1stミニアルバム「大正義」、1stフルアルバム「全知全能」を聴いたときと同じ感想になってしまう。
「エジマハルシのギターは良い」、どの曲を聴いても一番最初にそう感じる。

ポルカドットスティングレイの楽曲を聴いて思うのは、常に理性に対して訴えかける音楽だなということ。

感情が揺さぶられるような曲を「エモい」なんて言ったりするけど、その真逆に位置した曲だと思う。

「良い曲」というよりも「良く出来た曲」という感じ、曲のクオリティは高いけど、感情はまったく動かない。

音源で聴いているから、そう感じるのだろうか?
ライブで聴いたら、また違った印象になるのだろうか?

いずれにしても、アルバムとして評価するなら「一大事」と言う程の物では無かったかなと。

以前の彼らと比較して、大きな変化が無かったという点が物足りなかった。

※CD版だと、ボーナストラック「半泣き黒猫団のテーマ 」が収録されているそうです。

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