phatmans after school

phatmans after school「ボクノバアイハ」

投稿日:2014年6月18日 更新日:


phatmans after school「ボクノバアイハ」(2011)

~北の大地が生んだ新星~

2011年メジャーデビュー、北海道出身の4人組バンド phatmans after schoolのメジャーデビューアルバム。
古くはドリカム、GLAY。最近ではサカナクションなど、著名なミュージシャンを輩出している北海道。
そんな北の大地から、楽しみなバンドが現れた。BUMPの系譜を受け継いだ、正統派ギターロックバンド。
邦楽ロック好きなら、チェックしておきたい新星である。

葛藤の中、生きる人間を無重力の中にいることに例えた「無重力少年」
エレクトロな要素も入っており、キャッチーな楽曲。

「骨の髄まで甘い環境に 染まってしまった僕ら」

若者の苦悩をストレートに描いた歌詞が特徴。
染まる前に駆け出してしまえよ、若いんだからさ。

地方出身の眼で、東京の風景を切り取った「東京少年」

「溢れ出す思いを持ってこの街に来た僕ら 甘い理想は闇に消えていく」

東京なんて、日本の一都市にすぎないんだけど、上京するのはそれなりの勇気がいるもの。
ほとんどの理想は、潰されるんだけど、「いつか俺も」って期待させる魅力が東京にはある。

最近のBUMPっぽい「ミル」
優しさに初めて出会った人間の感情を描いた曲。

歌詞に「ドラえもん」が出てくる、アップテンポナンバー「脳内ラボラトリー」

「所詮誰も僕らなど見ていないんだね カネの上で踊っているだけ」

これに気付いてしまったか・・・。普通に生きてたら、誰も自分のことなんて気にしていない。
でも、phatmans after school は周りがほっとかなくなるかもよ。

幸せの意味を探しても答えがない事に気づく「18/6」
泣きのギターソロが良い。どことなくUKロックっぽい。
こういうストレートなバラードも悪くない。

名前に対する思いを唄った「ナンバーコール」
スローな入りだが、2番から加速する。

「別にありふれた名前だっていい 二人が一番好きな名前なのだから」

みんなに愛される名前がいいよね。そのためには、読みやすい名前をつけるべき。
訳のわからない当て字で、だれも読めない名前をつけるなんてもってのほか。

基本的には、正統派ギターロック。しかし、ライブを意識しまくっている最近のバンドとは少し違った側面も。
歌を大切にした、スローなナンバーもあり、第一に楽曲を届けたいという思いを感じる。
サウンドは、エレクトロ的な要素を取り入れた楽曲もあり、様々な音楽に挑戦しようとしている。
ただ、ボーカルの声質でBUMPと比較されてしまうのは否めない気がする・・・

楽曲の多くは、若者の葛藤や苦悩を描いた歌詞。
本当にストレートに、思ったことを歌に乗せている。「東京少年」とか、正に若者にしか書けない歌詞。
この青さは、最近僕が忘れかけてた感覚。学生のころに戻りたいなあ。

最近、曲をリリースしていないようなので心配になる。(ライブはしているようだけど)
ギターロック系のバンドは、消えてはすぐ出てくるから、定期的な露出が必要だと思う。
売れる要素は、間違いなくある。
とりあえず、フルアルバムを聴いてみたい。トイズファクトリーさん、お願いします!

① 無重力少年
② 東京少年


③ ミル
④ 脳内ラボラトリー
⑤ 18/6
⑥ ナンバーコール

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プロフィール

著者:S.S
1990年生まれ。愛知県出身。

邦楽アルバムの感想とコラム記事を中心に書き殴っていきます。
特にロキノン系といわれるジャンルを好んで聴く。

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