Mrs.GREEN APPLE「ENSEMBLE」

ENSEMBLE
Mrs.GREEN APPLE「ENSEMBLE」(2018)
2018年4月18日発売、3枚目のフルアルバム。

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感想

「ジャンル分け? そんなの必要なの?」って感じのジャンルレスさ。

セルフタイトルの2ndフルアルバム「Mrs.GREEN APPLE」も色々な音を鳴らしてると思ったけど、このアルバム「ENSEMBLE」はより多彩になった。

1stフルアルバム「TWELVE」までは、「邦ロック」と呼ばれるジャンルに分類することができたが、いまや音楽的には分類不可能。1

個人的に、音楽のジャンル分けは閉鎖的な村社会だと思っていて、はみ出そうものなら「なんか、あいつら変わったわ」と聴くのを辞める人が多い印象。
特に「邦楽ロック」好きはその傾向が強い気がする。偏見だけど。2

そんなジャンル分けという謎の儀式を抜け出して、Mrs.GREEN APPLEが前作の路線を押し進め、より色んな種類の音楽を今作で鳴らしたことは良かったなと思う。

楽曲の振り幅が大きい分、苦手な曲はある。
その筆頭は以前も書いたけど、「Love me, Love you」は主に歌詞の面で「うーん・・・」と。

あとは「WHOO WHOO WHOO」も。
同じEDMアプローチの「WanteD! WanteD!」はJPOPとの融合が上手く図れていると思うけど、「WHOO WHOO WHOO」はEDMそのもので、ちょっと苦手ですね。

良かった曲

アウフヘーベン

この曲はミセスの曲が好きな人は、満場一致で良いと言うんじゃないかな。シンセとギターの絡みは美しく、かっこいい。

ちなみに「アウフヘーベン」とは、”矛盾するものを更に高い段階で統一し解決すること”という意味。難しいね。

ただ、この「アウフヘーベン」こそがMrs.GREEN APPLEというバンドを表しているのだと、勝手に意味づけしたい。

既存のジャンルのかけ算によって生まれる音楽(=”歪んでいて綺麗なもの”)がこのアルバムに詰まっている。3
そういう意味でも、今作を代表する一曲でしょう。

REVERSE

もう一曲だけ挙げるなら、「REVERSE」を推薦したい。

何を信じていればいいの?
もうそれすらもわからなくなってきたんだ

「REVERSE」

この歌詞は、大森元貴の本心であり、現代に生きる私達の本心でもあるだろう。
「恋愛最高!」みたいな歌詞も潔くて悪くないけど、この感性も捨てないでほしいな。

最後に

アルバム「Mrs.GREEN APPLE」が好きな人なら、間違いなく気に入ると思う。
苦手な曲もあるけど、どの曲も「今までやったことない曲を」っていうチャレンジ精神が伝わってきて、好印象。

ただ、彼らを嫌いっていう人の気持ちも分かるっちゃ分かる。
なんでもやってるのを、節操がないと思う人もいるだろうし。

けど、まだ彼ら21歳とかだよ。
色々なものに挑戦してる若者を応援しようって、個人的には思うんですけどねー。

収録曲

1.Love me, Love you (ENSEMBLE Version)
2.PARTY
3.WanteD! WanteD!
4.アウフヘーベン
5.はじまり feat. キヨサク from MONGOL800
6.They are
7.WHOO WHOO WHOO
8.スマイロブドリーマ
9.SPLASH!!!
10.REVERSE
11.Coffee
12.On My MiND (Album Version)
13.どこかで日は昇る (Album Mix)

  1. とはいえ、現在も多くの人が彼らを「邦ロック」にジャンル分けしてると思う。本人達は最初から”ロック”をやっていたつもりはないとのこと。
  2. ただ、ジャンル分けには利点があるのも事実。仲間意識の醸成というべきか。特定の人を取り組むのに有効で、自分自身このブログは「邦楽ロック」好きに目がけて書いてる。もどかしい。
  3. 例えば「WanteD! WanteD!」はJPOPとEDM、「はじまり」はパンクロックとシンセロック。「PARTY」のごちゃ混ぜ感もその筆頭だろう。
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