Mrs.GREEN APPLE

Mrs.GREEN APPLE「TWELVE」

投稿日:2016年2月6日 更新日:


Mrs.GREEN APPLE「TWELVE」(2016)

~良いと思うから、売り出したいのだ~

2016年ブレイク確実と言われているメンバー全員平成生まれ5人組バンドの1stフル。
完成度が高くて、逆に不安になるレベル。

思った以上にギターロックしてることにまず好印象。キーボードがメンバーにいたのでもうちょっと大人しいのかと。
アップテンポの曲はギターリフのイントロから始まることが多く、2000年代のギターロックの流れをくんでる。
サビではキーボードの音色が派手に絡むため、ポップな音像となる。なんとも現代的なバンド。
イメージ的にはandropのポップな側面を強くした感じ。デビューしたてから完成度が高いという点でも共通項。

シングル曲「Speaking」の弾けたポップ感は他のバンドでは中々できないかなと。
また、「パブリック」や「ミスカサズ」ではダークなギターロックの側面も見受けられる。
それと、ボーカルの声質も非常に聴きとりやすいし、曲ごとに変化もある。
様々な側面で高いレベルを備えているハイブリッドなバンドだと思う。

歌詞はというと、フロントマンの大森さんが19歳なんだなと感じるフレーズが多い。
アルバムの一曲目の「愛情と矛先」の冒頭では、

「夢を語ったって 今じゃ笑われるような世の中さ」

と歌う。この悟った感じはこの世代の特徴なのかなと。
あと、個人的に好きなフレーズとしては5曲目「キコリ時計」の

「立ち向かう勇気なら一応あります 立ち上がる気がないだけです」

というフレーズ。なんか、syrup16gの五十嵐さんが使いそうなフレーズだなと思ったりした。

このアルバムを聴いて、Mrs. GREEN APPLEが猛プッシュされていることに納得した。
自分も売り出す側の人間だったら、このバンドを推したいと思うに違いない。
よく「ゴリ推ししたから売れたんだろ」的な論調を耳にすることがあるんだけど、
そもそも良いと思わないものをゴリ推ししたいと思うほど、人間暇でもないはず。
なんで、私は推されたら素直に聴いてこうと思う。その後、好きになるかどうかはまた別だけども。

とにかく、このバンド少しでも気になったら素直に聴いといた方が良いですよ。

(雑記)
メンバー全員自分より年下のバンドを聴く日が来るとは思わなかった。
イメージだけど、「聴く側の年齢+5~10歳=歌う側の年齢」ぐらいが好きなバンドのボリュームゾーンになる気が。

1. 愛情と矛先
2. Speaking


3. パブリック

4. 藍
5. キコリ時計
6. 私
7. No.7
8. ミスカサズ

9. SimPle
10. InTerLuDe ~白い朝~
11. Hug
12. HeLLo
13. 庶幾の唄

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著者:S.S
1990年生まれ。愛知県出身。

邦楽アルバムの感想とコラム記事を中心に書き殴っていきます。
特にロキノン系といわれるジャンルを好んで聴く。

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