KEYTALK

KEYTALK「ONE SHOT WONDER」

投稿日:2014年5月21日 更新日:


KEYTALK「ONE SHOT WONDER」(2013)

~ロキノン meets J-POP~

2013年メジャーデビューの4人組バンド KEYTALK の初のフルアルバム。
4つ打ちのサウンドと奇妙なポップ感が売りの KEYTALK。
独特なダンスロックナンバーが多く収録された一枚。

①は楽器用語が多く飛び交うハイテンポなナンバー。
彼らの特徴の一つである細かく動くギターに、ハイトーンボイスのツインボーカルが乗っかる挨拶代わりの一曲。

②もノリのいい楽曲。

「お前みたいにマイペースで気楽に生きていけたらいいな なんて言うけど俺だって一緒なんだよ」

2番の早口になる部分の歌詞。B型=マイペースなんて偏見だよね。

③はこのアルバムのマイベスト。2分半にも満たない楽曲だが、これぞKEYTALKという一曲。
ラップ調のAメロから、キャッチーなサビへ。

「割とまだ単純明快な23年間の 僕がやっと噛み砕いてきた人生経験を裏切るくらいの音量で 12時前に叩き起こしてよ」

現在23歳の僕だけど、割と単純明快な人生だと思っている。何らかの方法で、どこかで裏切りたい。
短い楽曲の中に彼らの音楽的エッセンスが凝縮されたナンバー。

④は和風なギターフレーズが印象的なナンバー。
盆踊りがテーマかな。歌謡曲なムード。

⑤のタイトル名は「スペース ハイウェイ スピード スター」の略。
曲名通りスピード感ある楽曲。サビのファルセットが印象に残る。

⑥は曲名からしてバスケットボールの曲かと思ったら全然違った。(僕は中学、高校バスケ部でした。)

⑦はミドルテンポの楽曲。この曲は良いね。
泣きのギターフレーズが素晴らしい。
どこか90年代のJ-POPさを感じる。懐かしい。

⑧はハイトーンボイスの歌から始まる爽やかな一曲。
春がテーマの歌詞。春って何かを始めるのには一番いい季節。

⑨はお得意の4つ打ちナンバー。2番Aメロではキーボードも使用。

⑩はAメロの歌詞に歌に対する思いを感じる。

「あー 歌にのせていこう もどかしいんだ 喉の奥に詰まる 言葉を吐き出して」

ミュージシャンって僕の勝手な意見だけど、不器用な人が多いと思う。
歌にしなきゃ想いを相手に伝えられない。でも、手段は何でもいい、発信することが大事なんじゃないかな。

⑪は⑧が春の曲だったのに対し、夏の曲。
この曲もサビで90年代初頭J-POPの影響を感じる曲。

⑫はラストを飾る切ない楽曲。
ちなみにこのアルバムで一番演奏時間が長い曲。(それでも4分程度)

聴く前は勝手に凄くオシャレなバンドのイメージだったんだけど、
J-POP全盛の90年代の影響を受けているのが垣間見え、良い意味で古さを感じた。

ハイトーンのツインボーカルは耳触りが良く、曲もほとんど3分以内に収めるポップセンスが光る。
とにかく楽器で音を出して演奏するのが楽しいと思う人たちなんだろうなと。

ただ、歌詞で感情を揺さぶるというタイプではない。いわゆるノリが最優先のバンド。
ハイテンポの楽曲は似たアレンジの楽曲が多く、飽きてしまう。
一生モノのバンドになるかと聞かれると、ならないと答えざるをえない。

最近のバンドの中では抜けたポップセンスを持つバンドなので、期待を込めて。

① UNITY
② B型
③ fiction escape


④ 祭りこぞう
⑤ S.H.S.S.

⑥ ブザービーター
⑦ 茜色
⑧ Spring Sparkle
⑨ フォーマルハウト
⑩ happy end pop
⑪ summer tail
⑫ 見上げた空に

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プロフィール

著者:S.S
1990年生まれ。愛知県出身。

邦楽アルバムの感想とコラム記事を中心に書き殴っていきます。
特にロキノン系といわれるジャンルを好んで聴く。

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