特集記事

邦ロック好きが選ぶ、ギターソロがかっこいい20曲

投稿日:

「ギターソロはギタリストが唯一、主役になれる瞬間である」

商業音楽において重要なのは、歌である。あくまで、演奏は歌を引き立たすためのもの。
だから、バンドにおける主役はボーカルである。これは今も昔も変わらない。
だが、ギターソロを弾いてる瞬間はギタリストが主役になることを許される。

しかし、最近のバンドが作る曲はギターソロが少なくなった。

長めのギターソロを弾くことはダサい、みたいな風潮が出来あがってきている。

そんな中で、ギターソロがかっこいい20曲を邦ロック好きが選んでみました。
(以前の「邦ロック好きが選ぶ、イントロがかっこいい20曲」の続きだと思って読んでいただければ幸いです)
最近のバンドから、ベテランまで幅広い曲をチョイスしました。

①テクニック重視ではなく、メロディアスなソロ。
②個人的な思い入れの強いソロ

という選考基準でやりましたので、「えっ、この曲選ぶの」という曲もあるかもしれません。

私としては、ソロだけではなく全体としても好きな曲達です。
(曲名をクリック(一部の曲は除く)すると、動画サイトに飛びます。)

スポンサーリンク

若手バンドのギターソロ5曲

sumika「ふっかつのじゅもん

自分がかっこいいと思うギターソロの基準に、「楽曲の勢いを加速させることが出来ているか」がある。
この曲のソロは、ラストのサビへの繋ぎとして、期待を高めさせる力強さを持ったソロ。

ポルカドットスティングレイ「エレクトリック・パブリック

このバンドは、最近のバンドには珍しくギターソロを曲によく入れる。
前半はメロディアス、後半は早弾きを入れてスリリングに。
とても心地いいギターの音。一音一音くっきり聴き取れるのが、丁寧に音作りしているんだなと好感を持った。

SHE’S「Ghost

ピアノの音色が特徴のバンドというイメージが強いかもしれないが、わりと古風なソロをこの曲では披露している。
バラードにおけるギターソロは、「曲をドラマチック」にする必要がある。
この曲のソロは、一音目のロングトーンから泣きのメロディ。曲に彩りを添えて、ドラマチックに。
あと、アウトロの長めのソロもかっこいい。

夜の本気ダンス「WHERE?

バンド名通り踊らせるバンド、しかし、かなり古いロックンロールがルーツにあると思う。
勢いのあるソロなんだけど、最後に余韻を持たせながら終わるのが良い。

フレデリック「オドル―プ

邦ロックファンには、説明不要ぐらいの知名度のある曲。中毒性が凄い。
この曲のソロが凄いのは、これ以外のソロが思いつかないくらい曲にマッチしているところ。
普通、ギターソロになると、ギターの音を目立たせるために音色を変えることが多い。(歪みを強くするなど)
しかし、この曲のソロはほとんど音色を変えずに、サビの延長みたいな感じにすることで、完全に曲の一部として機能している。

中堅バンドのギターソロ5曲

NICO Touches the Walls「Diver

ソロ前半はロングトーン多めで、メロディアスに仕上げながら、後半は疾走感を重視して最後のサビに繋げる。
王道の構成だが、王道だからこそ個性が出る。途中途中に入る、チョーキングが良い味を出している。
(チョーキング=弦を持ちあげることで、音程を上げる奏法。擬音だと、ギュイーンって音)

KANA-BOON「盛者必衰の理、お断り

メジャーデビューシングルでありながら、最近ではあまり演奏される機会がないけど、彼らの曲では随一のギターのかっこよさ。
ギターソロの後半は、サビの裏で弾いているフレーズに似たものを用いることで、スムーズに最後のサビに繋げている。

9mm Parabellum Bullet「カモメ」

凄くメロディアスなソロ。まさに、「ギターが歌っている」ようなソロ。
ロングトーンのチョーキングと、早弾きを交互に弾くことで、緩急を出している。

indigo la End「ダビングシーン

個人的に、「2番のサビ終わりでボーカルの声に重なりながら、入ってくるギターソロ」が凄く好き。
この曲がそういう作りで、川谷絵音の声に重なりながら、長田カーティスの泣きのソロが始まる。
アルバムレビューでも書いてるけど、このバンドのギターの音は切なすぎる。

Nothing’s Carved In Stone「Pride」

曲全体にわたって、生形真一のギターが冴えわたっている一曲。
長めのギターソロだが、どこを切り取ってもかっこいいソロ。まさに、ギタリストが主役になってる感じ。

ベテランバンドのギターソロ5曲

Mr.Children「Everything(It’s you)」

国民的バンド、ミスチル。あまり、ギターソロのイメージはないかもしれない。
この曲は長めのギターソロをがっつり弾いている。ちなみにライブを観る限り、前半部分を田原、後半を桜井が弾いている。
壮大な曲の大サビに繋げるのにふさわしい、ドラマチックで壮大なソロ。

GRAPEVINE「その未来

「スロウ」、「光について」のようなミドルテンポの楽曲のイメージが強い彼ら。この曲はアップテンポのギターロック。
ボーカル田中和将のシャウトとともに始まる、ギターソロは構成も音色もスリリングでめちゃくちゃ格好いい。

BUMP OF CHICKEN「K」

楽曲の疾走感に負けない、疾走感あふれるソロ。黒猫が走っている情景が浮かぶ。
音作りに荒さは感じるが、いまの彼らからは考えられない熱量を感じる。

TRICERATOPS「FEVER」

元祖「踊らせる」バンドの名曲。和田昌のギターヒーローっぷりが炸裂する。
難しいテクニックは使っていないが、しっかりと聴かせるソロ。ソロ自体にドラマがある。
ライブでは、毎度アレンジされてて原曲通りの演奏でないのはご愛敬。

B’z「C’mon

日本が誇るロックレジェンド。「バンドなのか?」というのは一旦置いといてください。
これぞ泣きのギターソロ。早弾きを交えながら、最後のロングトーンチョーキングでしっかりと余韻を残す。

個人的に思い入れの強いギターソロ5曲

Syrup16g「生活」

音程が外れそうなギリギリの危うさが妙に癖になる。ちなみに、昔のライブでは基本、グダグダなソロになっていた。
ファンはむしろそれも五十嵐隆らしいなんて受け入れてる。最近のライブでは、完璧に弾いてるらしい。
一度、この目と耳で確かめなければ。

LUNKHEAD「インディゴ」

私が愛してやまないバンドの曲の中でも、屈指のかっこよさを誇るギターソロ。
まず、ソロに入るまでの展開がいい。一旦テンポを落とすことで、ソロの疾走感を際立たせている。

藍坊主「テールランプ」

物語風の歌詞が人気が高い、この曲。曲自体も凄く好きだけど、ギターソロのかっこよさを語らずにいられない。
この曲はCメロで「ボーカルの声に重なりながら入ってくる」ギターソロ。
泣きながら、疾走してるようなセンチメンタルなギターソロが曲の世界観を確固たるものにしている。

Base Ball Bear「ドラマチック

脱退してしまったが、湯浅将平のギターソロはかっこよかった。
特に、この曲のギターソロは、ギター覚えたての頃に何度も練習したので思い入れが強い。

LOST IN TIME「列車」

曲自体の思い入れも物凄いのだけれども、やはりこの曲のギターソロは素晴らしすぎる。
ギターの生々しい音色で、ダイレクトに感情を揺さぶってくる魂のこもったギターソロ。
間奏もいいけど、アウトロのソロも凄くいい。ギタリスト榎本聖貴の名演。(残念ながら、バンドからは脱退してしまったが)

以上、20曲を選んでみました。

自分も下手だけど、多少ギターが弾けるので、どうしても曲を聴くときにギターのフレーズは気にしてしまう。
間奏で印象的なギターソロが入れば、嫌でも耳を傾けてしまうのは、今後も続いていくんだろうな。

印象的なギタリストが少なくなっていると言われるけど、新たなギターヒーローが出てきてくれると嬉しい。
みんなが歌えるぐらい、有名なギターソロを弾くギタリストを心待ちにしております。

スポンサーリンク

レクタングル大

レクタングル大

-特集記事

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

私がアルバム発売を心待ちにしているアーティスト5組

早速ですが、好きなアーティストのアルバムが発売されるというニュースが入ってくると、めちゃくちゃテンション上がりません? 私なんかは、「アルバムの発売決定の一報→収録曲判明→ジャケット写真公開」と各段階 …

【コラム】サビの始めに、タイトルがくる曲の名曲率の高さについて

楽曲において、大事な部分はどこか? 答えは様々だろうが、「売れる音楽」ということで考えれば、サビは第一候補に挙がってくる。 CMで流れてくる曲で、イントロ部分が使われている曲を聴いたことがあるだろうか …

邦ロック好きが選ぶ、秋に聴きたい15曲

9月になりました。 季節は「夏」から「秋」へ移り変わっていく・・・。と言っても、まだ滅茶苦茶暑いですが。夏なんですが。 アパレル業界ではないですが、季節を先取ってしまおうということで、邦楽ロック好きの …

夏だし、可愛い女の子が出てるロキノン系夏ソングPVを紹介する

暑い。 Base Ball Bear的に表現すると夏い。 ということで、邦楽バンドの夏ソングを紹介する。 その中でも、女優、モデルといった人たちがPVに出演している曲をピックアップ。 夏本番を前に、予 …

「雨の日こそ、音楽を聴こう!」~僕が雨の日に聴きたい5曲~

今回は、アルバムレビューから離れて、久しぶりに特集記事です。 六月になりました。梅雨の時期です。 あまり、気分が乗る季節ではないと思います。雨が降るだけで、落ち込んでしまう人もいるかもしれません。 し …

プロフィール

著者:S.S
1990年生まれ。愛知県出身。

邦楽アルバムの感想とコラム記事を中心に書き殴っていきます。
特にロキノン系といわれるジャンルを好んで聴く。

カテゴリー