BLUE ENCOUNT

BLUE ENCOUNT「TIMELESS ROOKIE」

投稿日:2014年10月6日 更新日:


BLUE ENCOUNT「TIMELESS ROOKIE」(2014)

~ライブの熱量そのままに~

熊本県出身4人組エモロックバンド BLUE ENCOUNT のメジャーデビューEP。
最近、よく名前を耳にするようになったバンドで、特にライブでの盛り上がりが凄いとのこと。
なるほど、この4曲入りのEPもライブを意識した仕上がりになっている。
「TIMELESS ROOKIE」=「永遠の若手」。勢いでどこまで押し切れるか?

イライラを表現した歌詞と対照的なダンサンブルなサウンドが耳に刺さる「MEMENTO」
最近のトレンドである「四つ打ち」のリズムを用いている。
中盤の転調が印象的。このEPのリード曲らしく、展開が練られている。
「嫌い!」と連呼するサビは嫌でも耳に残る。

勢いのある単音ギターフレーズが印象的なロックナンバー「ロストジンクス」

「想像以上の今日がそうさ 君を待っているから」

このバンドの歌詞は基本的に前を向いている。熱量のある歌詞。若い世代には刺さるはず。
間奏やラストにシンガロングを煽る部分があるのは、ライブを想定していることを感じる。

アカペラから入り、パワーコードのミュートが絡んでいくという王道エモ「NEVER ENDING STORY」
サビでシンガロングが起きそうな楽曲。歌詞にも、

「じゃあさ、いっそ全部を「叫び」にして吐き出そうぜ!」

とあるし、いかにもライブ映えしそうな楽曲。大きな会場が似合いそう。

ポップパンク的なアプローチで全英語詞の「AWESOME」
急かしたてるようなドラムのビートを軸に畳みかける楽曲。

メジャーデビュー作ということで、自己紹介代わりに全曲が勢いのあるロックナンバー。
ライブパフォーマンスが評判のバンドらしく、ライブ映えしそうなナンバーがずらり。
特に、合唱が起きそうなサビを意識しているような。短いワードで歌いやすいサビ作りがされている。

日本語詞と英語詞を混ぜた歌詞は、様々なバンドがしているアプローチ。
このEPでは全英語詞の「AWESOME」を除けば、日本語詞の割合が多い。
個人的には、日本語詞のほうが好きなのでこの路線は良いと思う。
ただ、歌詞の内容が熱量を帯びすぎてるような。(完全に個人的な好みだけど)
憂いや切なさみたいなものがより感じられればなあ、と思ったりもする。

まだ、メジャーデビューしたばかりではあるが、演奏力が安定しており曲の完成度は高い。
一方で、他のバンドと差別化を図れる部分があるかと問われれば難しいところ。
最近のバンドはどのバンドも水準以上の演奏力は持っているので。
今後、フルアルバムも発売すると思うので、その際は彼らのメロディの引き出しのバリエーションを見たい。
ライブバンドから次のステージに昇れるか。彼らの今後に注目です。

① MEMENTO


② ロストジンクス
③ NEVER ENDING STORY

④ AWESOME

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プロフィール

著者:S.S
1990年生まれ。愛知県出身。

邦楽アルバムの感想とコラム記事を中心に書き殴っていきます。
特にロキノン系といわれるジャンルを好んで聴く。

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