Base Bal Bear「C3」


2020年1月22日発売、メジャー8枚目のフルアルバム。

感想

C→C2→C3とアルバムタイトルに付く数字は一つずつ増えているが、彼らは4人組から3人組へと人員を減らした。減らしたと言っても望んでそうしたわけではない。彼らの言葉を借りるなら「突然もげた片翼」。結成15周年・メジャーデビュー10周年を迎える年(2016年)にまさかそんなことが起こるなんて、メンバーもファンも想定していなかった。

それからは「スリーピースバンドとしてのBase Bal Bearの是非」を問うような活動だったと思う。その活動の集大成であり、今後も3人でやっていく覚悟を込めたのが「C3」というアルバムと言っていいだろう。「C3」というタイトルもそうだし、「Grape Juice」や「ポラリス」で歌われている内容からも”3人”にこだわった作品である。それと同時に”バンド”という形態に向き合った作品でもある。

ダンサンブルなベースラインが印象的な「試される」、彼らのパブリックイメージに近いギターロック「いまは僕の目を見て」、ヒップホップにアプローチしたループ感が心地いい「EIGHT BEAT詩」、アルペジオの旋律が美しい「Cross Words」など様々なタイプの楽曲が収録されているが、3人の音(ギター・ドラム・ベース)で鳴らすというのがベースにある。

四つ打ちロックへのカウンターとしてバンドのグルーブ感にこだわった2010年代の名盤「C2」と比較すると、サウンド面での目新しさは今作にはないかもしれない。それでもバンドにこだわり、3人にこだわり、ギター・ドラム・ベースにこだわった彼らにしか出せない執念を感じる音が確かに鳴っている。

収録曲

1.試される(2020 ver.)
2.いまは僕の目を見て(C3 mix)


3.Flame(C3 mix)
4.Summer Melt(C3 mix)
5.L.I.L.
6.EIGHT BEAT詩  
7.セプテンバー・ステップス(C3 mix)
8.PARK(C3 mix)
9.Grape Juice(C3 mix)
10.ポラリス(C3 mix)
11.Cross Words

12.風来   

スポンサーリンク
レクタングル広告大
レクタングル広告大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル広告大