一曲入魂

【一曲入魂】[Alexandros] -city

投稿日:2017年4月30日 更新日:

[Alexandros]という名前になる前、[Champagne]という名前だった頃。
初のシングルとして発売されたのがこの名曲。
私が彼らの中で一番好きな曲。様々な曲が発売されたが、この曲がナンバーワンだ。

東京という街で溺れてる。
日々を何となく生きて、特にやりたいこともない。ただ惰性で生きてる感覚。
いつから自分ってこんな人間になっちまったんだろう?

そんな暮らしが続く中で、どうしようもなくむしゃくしゃする時がある。

自分の語彙力の無さにより、思っていることが相手に正確に伝わらなかったり、
他人の何気ない言葉の意味が引っ掛かるるものの、自分を偽り問いただすことが出来ない。

嘘ばっかついて、無理して笑って、こんなんで生きていると言えるのか。

そもそも、なぜ自分は地元を離れ東京という街に来たんだろう。
憧れや夢があったわけではないのは確かだ。ただなんとなく、自分を変えたかったのかもしれない。
場所を変えるということは人生が変わるきっかけになると思う。自然と付き合う人が変わるからだ。

ただ結局、周囲が変わっても自分自身が変わらないと何も変わらないことに気付いた。

「僕は何を言いたくて この場所を選んだのだろう? 何も見つからずにまた元のふりだしに戻った」

自分が思っていることは「言葉」として、外に出さなければ周りに伝わらない。
周りが察してくれるだろうなんて考えちゃいけない。

自分の存在を示すなら、自分を変えたいなら、言葉を発信し続けろ。
嫌われてもいい、時には誤解されてもいい。一生に一度しかない人生だ。

なぜ自分を偽る? 何に対して恐れてる? 自分を偽り続けて生きていると言えるのか。

私はこの歌の最後の部分が大好きだ。

「この歌も捨て 自らの言葉と身体で生きていけ」

よく音楽に助けられたって耳にする。それはおそらく事実だろう。

ただ、それはその曲を聴いた人が何かを感じて「行動」した結果に違いない。
曲を聴いて、「ああ、良い歌だ」。それで終わっていては、翌日も何も変わらない日常が待ってる。

最後は自分自身が「行動」するかどうかだ。そのためには「捨てる」ことも大切だ。
プライド、恐怖、あらゆる自分を動けなくするものを捨て、明日への一歩を踏み出していく。

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