夜の本気ダンス

夜の本気ダンス「DANCEABLE」

投稿日:2016年4月10日 更新日:


夜の本気ダンス「DANCEABLE」(2016)

~勘違いしないでほしい~

踊れるロックの真打ちとして登場した4人組バンドのメジャー初のフルアルバム。

バンド名からして、四つ打ちで踊らせる最近流行りのバンドと思われがちだが、このアルバムを聴くと少し印象が違う。
分かりやすく踊らせるのは「Crazy Dancer」、「By My Side」ぐらいで、あとは意外にも落ち着いた曲が多い。
00年代前半の洋楽(Frantz Ferdinandなど)の影響を受けているなと感じる渇いたサウンドに、軽快なメロディを乗せている。
おそらく、「フェス大好き!」みたいな人が聴くと思ったのと違うなと思うのでは。

サウンドで印象に残ったのは、ギターのフレーズ。最近のバンドはイントロで単音のフレーズを用いることが多い。
しかし、彼らは複数弦を使った少し古臭さを感じるリフを多用している。これが今のシーンでは逆に新鮮。
そしてサビは最近の邦楽ロックのフォーマットをしっかり押さえて、ちゃんと単語を繰り返す。(KANA-BOON的手法といえる)
こういったバランス感覚の良さが彼らの長所かと。幅広い層に受け入れられる可能性を秘めているかと。

ただ、「夜の本気ダンス」というバンド名をつけてしまった時点で聴く側は先入観を持ってしまう。
「あー、流行りの踊らせる系のバンドね」と。一度そういうイメージがつくと脱却するのは難しい。
それは、昨年活動停止を発表したthe telephonesの活動を思い出していただければご理解いただけると思う。
夜の本気ダンスには、存分フロアを踊らせてほしいし、一方で「お、こんな曲もできるんだ」という意外性も見せてほしい。
このアルバムは彼らのルーツを感じることができるあいさつ代わりの一枚。

(雑記)
このバンドのライブではよく、ボーカルの米田さんがピンボーカルで歌うことが多い。(ギターを置いてハンドマイク使用)
米田さんは非常にスタイルが良いので華が出る。[Alexandros]の川上さんも「ワタリドリ」でやってるけど、格好いい。
ボーカルのルックス(スタイル)がバンドのイメージを決めるんだなと改めて実感。

1. Oh Yeah
2. Crazy Dancer


3. By My Side

4. LOVE CONNECTION
5. Love is always new
6. escape with you
7. Feel so good

8. Logical heart
9. Dance in the rain
10. Show down

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著者:S.S
1990年生まれ。愛知県出身。

邦楽アルバムの感想とコラム記事を中心に書き殴っていきます。
特にロキノン系といわれるジャンルを好んで聴く。

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