グッドモーニングアメリカ

グッドモーニングアメリカ「in トーキョーシティ」

投稿日:2014年12月7日 更新日:


グッドモーニングアメリカ「in トーキョーシティ」(2014)

~僕らの住む街の名は「東京」~

彼ら待望のメジャー2ndフルアルバム。その舞台は「東京」。
僕にとっての東京は、「日本で人が最もいる都市」。ただ、それだけ。
だが、それが最大の魅力だ。いろんな人間の人生が交差してストーリーを作っていく。
東京に住む4人組の男達が、東京に住む人達を描いた一枚。

グドモはこのアルバムでシリアスな側面を強めに出している。それを象徴するのがリード曲「inトーキョーシティ」
「被害者」「犠牲者」「犯罪者」「加害者」。次々と飛び出す言葉の数々は決して心地いいものではない。
しかし、これも東京の一側面だ。色んな人がいれば、色んな事が起きる。
東京に住む人間は、このリスクを許容しなければならない。これから上京する人はそのリスクも考えよう。
手拍子も入るキャッチーなメロディが逆に怖さを増す。

「アブラカタブラ」、「何とかなるでしょう」、「STOP THE TIME」では、普通の人々の暮らしが描かれる。

「今日も駅のホームで人溢れてる」

し、やたらポジティブシンキングしたくなる日もある。時間が止まってほしいと願いたくなる日もある。
こんな当たり前の日常が続いてる。

シングル曲「拝啓、ツラツストラ」では悲壮感漂う嘆きが歌われる。

「ありのまま」は今年のキーワード。「ありのままの自分」で生きている人間は東京にどれだけいるんだろうか?

「コールアップ」、「夕暮れ」では、過去への未練や、別れの瞬間を切なく歌いあげる。
人がたくさんいる「東京」という街は、日本で最も出会いと別れが繰り広げられる場所。

そうかと思えば、「ワンダーフルワールド」のように、希望に燃える人間も多いのが東京だ。
「上京する」という言葉に憧れをもつ人間も多いだろう。それだけ、魅力ある街だったりもする。

「2014年6月25日我思ふ」もシリアスな楽曲だ。現代社会の闇を描く。
彼らの特徴として、強いメッセージを乗せるときはやたらキャッチーなサウンドにするというものがある。
グドモが進みたい方向が見えてきた気がする。

「STAY WITH ME」はColdplayの楽曲のようなアレンジが印象的なラブソング。
メジャーデビューシングル「イチ、ニッ、サンでジャンプ」は力強いメッセージソング。

東京で夢を叶えたいという若者を応援する一曲。

ラストは壮大なバラード「スクランブル交差点」

渋谷のスクランブル交差点は東京を代表するような場所だ。

「今日も命 大勢行き交う どこに向かって 皆歩いて行くんだろう?」

たくさんの命が交差して、様々な人生が交差する。みんな、何を考えて歩いているんだろうか。
でも、結局はみんな、

「当たり前の様に生きて 生きてゆくだけ」

凄く、人間臭いアルバムだ。東京にはこんな音楽を作る4人組が住んでいる。
そのバンド名は、グッドモーニング【アメリカ】。 どういうことだ?

1. inトーキョーシティ


2. アブラカタブラ

3. 何とかなるでしょう
4. STOP THE TIME
5. 拝啓、ツラツストラ

6. コールアップ
7. 夕暮れ
8. ワンダーフルワールド
9. 2014年6月25日我思ふ
10. STAY WITH ME
11. イチ、ニッ、サンでジャンプ

12. スクランブル交差点

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著者:S.S
1990年生まれ。愛知県出身。

邦楽アルバムの感想とコラム記事を中心に書き殴っていきます。
特にロキノン系といわれるジャンルを好んで聴く。

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