ライブレポート

【ライブレポ】シネマのキネマ@東京キネマ倶楽部 2017/5/19

投稿日:

岐阜県出身のバンドcinema staffが自主開催しているイベント「シネマのキネマ」
今年度で開催は2度目。cinema staffが厳選した後輩バンドを呼び、対バンするこの企画。
今回呼ばれたのは、Age Factory、SHE’S、Pelican Fanclubという3バンド。

四者四様。ライブハウスを主戦場とする彼らがそれぞれの持ち味をいかんなく発揮した。

トップバッターは、5/10に初のフルアルバム「Home Electronics」を出したばかりのPelican Fanclub
そのアルバムから「深呼吸」、「Night Diver」を歌いあげる。
いままでの彼らの魅力である、「浮遊感あるポップさ」そのままにギターロックへと昇華している。

「cinema staffに愛とリスペクトを込めて」と先輩への敬意を払いながら演奏されたのは、
cinema staffの名曲「奇跡」。原曲に忠実なカバーで、丁寧に演奏した。

ラストは「花束」。ミドルテンポの楽曲を想いを込めしっかりと歌いあげた。

1 深呼吸
2 Night Diver
3 Dali
4 奇跡(cinema staffカバー)
5 記憶について
6 花束

続いては、ピアノロックバンド SHE’Sが登場。
ハンドクラップを促し、「Un-science 」でポップな世界観に引きずり込むと、
続く疾走感あふれる「Freedom」で、力強いバンドサウンドを奏でる。

6/21発売の「Awakening」からOver Youも披露。
ピアノではなくアコギを使って演奏されたこの曲は、シンガロングもあり大きな会場で聴いてみたい。

MCでは、ステージ登場時に一発ギャグをしようとして止めた話で笑わせる。大阪出身らしいやりとり。

「Ghost」ではアウトロの熱のこもった演奏(特に長尺のギターソロ)に、彼らはロックバンドなんだなと実感。
「最後に3分間だけください!」と「遠くまで」を勢いよく演奏し、ステージを去った。

1 Un-science
2 Freedom
3 Over You(新曲)
4 Ghost
5 遠くまで

各地のライブハウスで轟音を叩きつけている、奈良の獣ことAge Factoryが登場。
サウンドチェックで登場した流れで、「Yellow」を投下。
第一声で会場を緊張感あるものに変えてしまう。

「ヤバいの持ってきました!」とパワフルでプログレシッブな「金木犀」
絶唱といっても差し支えない「Puke」を演奏していくと、
観客が息をのんで彼らを見ているのが、フロア後方で見ていた私からはよく分かった。

7/26に発売するアルバムの宣伝をし、アルバムから新曲「left in march」を披露。
シンプルなギターロックで、彼らの中では逆に新鮮に感じる。
最後には、金曜の夜にふさわしい「ロードショー」を全身全霊で歌いあげた。

1 Yellow
2 金木犀
3 Puke
4 Night Bloomer
5 left in march(新曲)
6 ロードショー

そして主催者cinema staffが満を持してステージへ。
「岐阜県から来ました、cinema staffです!」というお馴染みのあいさつから始まったのは、
インディーズ時代の人気曲「AMK HOLLIC」。ソリッドで力強さを増した演奏が耳に突き刺さる。

「西南西の虹」、「返して」と新旧の楽曲織り交ぜて演奏するが、相変わらずどの曲もギターの出音がいい。
ボーカル飯田の力強くも儚い声も健在で、彼らを初めて観た2014年のワンマンを思い出してしまった。

出演した他の3バンドへの感謝を何度も語りつつも、先輩として負けられないと力強い宣言。
5/17に発売されたばかりのアルバム「熱源」収録曲を続けて投下すると、
本編ラストは「theme of us」。ハンドクラップがフロア中に鳴り響いた。

アンコールでは「僕たち」を披露。
「GATE」や「海について」といった系譜に繋がるcinema staffらしいミドルテンポの轟音ギターを掻き鳴らした。

1 AMK HOLLIC
2 西南西の虹
3 返して
4 warszawa
5 pulse
6 エゴ
7 theme of us
en.
8 僕たち

呼ばれた3バンドはどのバンドも自分たちの色というものをしっかりと持っている。
ドリームポップ的な要素を取り入れたギターロックを鳴らす、Pelican Fanclub。
ピアノの音色を活かした完成度の高い楽曲を得意とする、SHE’S。
骨太なバンドサウンドと清水エイスケの力強い歌が生々しい、Age Factory。

フェスへの出演も増えてきている彼らが今後のバンドシーンを引っ張ってくれるにちがいない。
1stフルアルバムを出してどのバンドも1年たっていないというタイミングで観れたので、
彼ら動向はしっかりとチェックしていきたい。

そしてcinema staff。日比谷野音おめでとうございます。
これからも、エモ―ショナルなギターロックをリスナーの耳に突き刺していってほしい。

スポンサーリンク

レクタングル大

レクタングル大

-ライブレポート

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

【ライブレポ】B’z @ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017 GRASS STAGE 2017/8/5 18:30~

2017年8月5日に開催された、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017を観に行ってきた。 この日の最大の目玉は、初出場となるB’z。 そのライブの感想。 スポンサーリンク …

no image

【ライブレポート】2015/11/03「the telephones Presents “Last Party ~We are DISCO!!!~” 」@埼玉スーパーアリーナ

the telephones活動休止前のラストイベントに参加してきました。 人生の中で最も「DISCO」を叫んだ一日となりました。 「同世代を歩んできた仲間達と埼玉の先輩」というコンセプトで集められた …

プロフィール

著者:S.S
1990年生まれ。愛知県出身。

邦楽アルバムの感想とコラム記事を中心に書き殴っていきます。
特にロキノン系といわれるジャンルを好んで聴く。

カテゴリー